2023年10月

全ての栄養素が揃わないとダメ

今回は栄養の話をします。カロリーは炭水化物とタンパク質と脂質から出来ています(日本の国がここまで発展してきたのは穀物がつまり炭水化物です)。タンパク質は肉・魚・大豆・乳製品はご存じと思います。これらの食品にはVB群は豊富です(1は糖質をエネルギーにするVですが不足します。豚肉や玄米にしか有りません。2は脂質をエネルギーにするVですがタンパク質と同居しています。3・6・12等は確りとタンパク質を取っていたら大丈夫です(となると1は?)。VAはとにかく緑黄色野菜を取って下さい(人参やカボチャ、ピーマンほうれん草。そしてこのVは目に必要なVです。目薬+VAです)。VCは足りないのですが;季節の野菜と果物。ことしはブドウがMaxですよね、ももは最高。これからはみかんと柿です)。VA  VB群 VC のどれかが足りなくても体は疲れていると思います(カロリーの面では特に気にすることは無いと思いますが)。VAとVC(野菜と果物で摂れるといいのですが、NGです。私はあさトマトJを吞みますがVCは期待できません。長い時間煮沸しているので。リコピンとβカロテンは最高です。青汁はかなりVCとVAは期待しています+野菜Caも。私はあさのトマトJとひるの青汁でVA+VCは満点ですがVB群は食事では辛いかな。毎日さばやいわしの缶詰を食べるのもありですよね(VB群は最高+DHAやEPAは充分摂れます)。となると栄養と食事の楽しみをどの様に持っていくのか(をお母様は考えて下さい。毎日缶詰ではやる気も出ないですよね(-_-;))。サプリメントではなかなか上手くいきません。つまり食事+サプリメントで最高の秋を過ごしましょう(サプリメントで知識のナイ方はメール下さい。あまり凄い栄養素を入れるべきではナイというのが私の意見です)。この秋もお任せ下さい
市川数理フォーラム代表羽立健三

Hyper Function・超関数

佐藤幹夫教授はローランシュワルツの分布を何度も吟味したのですがどうしてもコンパクトサポートを持たせる限り解析関数にはならないことを指摘して、二つの解析関数に差(positive&negative)を取ることにより無限遠点までいっても発散しない解析関数を創る事に成功しました。我が師小松彦三郎教授が関数解析的に全ての証明を整備拡大して:超関数の理論を微分方程式に導入することが出来ました。当時の東京大学数学科の関数解析的特論で小松教授の担当する微分方程式特論は:大学院生と言うよりも理学博士を有する若き研究者の受講で教室は熱気の渦でした(私よりも数年上の先輩達:柏原先生・河合先生がその代表格です両京都大学数理解析研究所名誉教授)。日本数学会の最高の傑作です。
今日は久しぶりのオフでした。こんな日にこそ最高に上手いランチを食べたいものです。皆さんはこんなときに何を食べに行きますか?(勿論自宅で食べるのもありですが、ここ数ケ月家内に作ってもらいっぱなしでしたので)2人で銀座の行きつけのお寿司屋さんに行きました。ランチタイムも店主自ら握ってくれるお寿司は絶品です。本物の味というのはチェーン店では絶対に出せるものではありません(同じ素材を使っても料理人の一手間でその一品は天と地ほどの差がでます。時間をかけてその素材の持ち味を最大限に引き出すことが料理人の腕なのです)。皆さんの持ち合わせている能力を最大限に引き出す:これが羽立の腕の見せ所です(津嶋君や希星さんは羽立が最大限に能力を引き出した賜と自負しております)。皆さんを最大限に伸ばすことが出来る塾でありたいと思っています。
市川数理フォーラム代表羽立健三

関数解析(更新)

この話題は私は人生をかけて行いたい内容です。そもそも何故にその様な空間(集合)が必要になったのか。数学ではL2空間やl2数列で行ってきた空間をL1やL∞に広げたいを考えました。なるほどと思います。数学者は孤独に:いかなる事があっても数学は滅びない。で私もいます。吉田耕作教授は:∞次元における微分は次の次元においてもその次元を有すると言う:吉田とエール大学教授アイナーヒレが別々に与えた証明に国際数学者会議は東京大学教授に就任した吉田耕作教授に最高位のプライマリースピーカーをお願いしました(4人に特別講演をお願いしてプライマリースピーカーは最も注目されている論文にお願いしています。第二次世界大戦で16年間国際数学者会議が行われなかったので特に昭和25年のIMUでのPSは権威のあるものです。平成2年1990年には伊原康隆東京大学教授がPSを行っています。整数論・類体論においてこんな美しい結果が得られるのかと場内は喝采でした)。その4年後の昭和29年には小平邦彦博士がフィールズ賞を得ました(複素数まで広げた代数幾何学の小平の次元はいま見てもその美しさを感じます。16年後の昭和45年にはハーバード大学教授広中平祐が代数多様体における特異点解消論文でフィールズ賞を受賞しています)。凄いですよね:国際数学者会議の場で吉田耕作教授が鳳を飾る論文、小平邦彦博士がフィールズ賞。日本人がどれ程数学で実績を残してきたのかを皆さんに知ってもらいたい(近年では京都大学望月新一教授がフェルマーの最終定理を包括するABC理論の証明を500枚に渡る論文で証明しています。前記の広中先生の200枚に渡る論文が最長とされていましたが、望月教授がその2倍以上に渡る論文で証明を与えました。それほどABC理論は難解なのですよ。話が前後しますが平成2年の京都におけるIMUでのフィールズ賞受賞の森重文京都大学教授論文も代数多様体です)。次はローランシュワルツの分布の理論を:超関数として導いた佐藤&小松の話をします

測度論的確率論

いま我々が用いている積分はリーマン積分と言います、その後大学の数学科ではルベーグ式積分を習います(東大の数学科では3年次の前期か後期)。いわゆる計算は同じなのですが、論理的な構成を全て変えて微分⇒積分の順番を積分⇒微分にしてもいいのか(その逆も。これをルベーグの収束定理と言います。その場合は極限と積分の交代を指しますが意味は同じです)。重積分∬の順番を変えてもいいのか(これをフビニの定理と言います。時間積分と位置積分の交代ですよね)。リーマン積分ではかなりの厳し条件の下でしか変換可能をなし得なかったこれらの定理(一様収束という条件の下)をその関数が発散しなければ交換できるという、もの凄く柔らかい条件に拡大されました。これを元に:コルモゴロフ博士は測度論的確率論を創り上げ、伊藤清博士は確率微分方程式へと発展させました(2変数の偏微分方程式つまり楕放物型放物型は完成されていましたが双曲型がまだ完成されていなかったため、伊藤先生はフィールズ賞を受賞出来ませんでした。40歳未満という年齢制限があるので。しかしながら年齢制限を撤廃して4年にただ1人というガウス賞が2006年から国際数学者会議で設けられ、当然のごとく第1回目のガウス賞に輝きました。その後のガウス賞にしてもフィールズ賞にしても伊藤先生の確率微分方程式と比べると見劣りします。それよりも藤田宏博士のナビアストークスinイニシアルバリュープロブレム(は偏微分方程式の物理への応用としては金字塔です)や地震の伝達等はガウス賞に値します(これらの賞は生前授与ですので。藤田先生は昭和3年生まれですのでかなりのご高齢です)。今日も数理統計を教えてきて:数学の実用化がどれ程素晴らしいものかを実感してもらいました。数学をどんどん広めていきたいです、これが私の今の思いです
理学博士 羽立健三

復習用教材として

私のビデオライブラリーを久しぶりに見て:やはり授業は上手いな:と実感しています。もの凄い量(分野)を作ってあるので復習用教材としては最高です。しかしながらこのビデオライブラリーのみで授業料を徴収しようとは思いません(あくまで復習用、欠席のときの再版です)。花川先生が:英文法と英文解釈のビデオライブラリーを制作する予定ですので楽しみに待っていて下さい。私は:いま目の前にいる受講生に集中したいというのが本音ですが、現状として:本八幡に来ることは困難なのですよと言う皆さんの意見と受講を考えなければなりません。私は:受験で(当塾の)生徒を合格させる:これのみを考えているのでやはり塾に来て私と授業をしましょう。が基本ですがその一方で:復習用教材として電車の中で動画を見て復習出来るという、最高の教材にもなります。皆さんへの:学習環境を電車の中でも提供できる時代です。数学や英文法が通学時に復習出来る塾はアリですよね。
市川数理フォーラム代表羽立健三
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