2025年03月

大学改革

私は以前から:大学に置ける一般教養の単位は不要を唱えています(文科省教育改革モニターの会員として)。理工学部に入学した大学生が法学だの文学だの社会学だのを必修単位にされている事が不思議でなりません(語学も受験で英語をやってきたのですよね。ですのでもう英語の単位は不要と考えています。第二外国語をやりたい人は大いにやれば良いのです)。数学に浸りたい、物理に浸りたいと思い大学に入ったのに一般教養に時間を取られ過ぎ(東大理科Ⅰ類、Ⅱ類の進振はその最たるものです)。是非とも地方の公立大学は専門課程からの教育指導に入ってもらい、大学を2年間で修了するカリキュラムを創って下さい。となると高校に置ける数学の内容もかなり広げる必要があります(具体的には行列を3×3まで、微分方程式は2階常微分方程式まで行う。これらの内容は入試には範囲外ですが数学Ⅳとして扱い、入学後には単位として認める。数学のみを言いましたが物理、化学の分野も同様に。一般教養は高校の履修をもって代えられる)。となると大学は2年間で充分です=地方の公立大学がより重要視される(金銭的に大学を諦めなければならない高校生がかなりいますが、その数は一気に減ります&これこそが地方活性化を担う最高の手段です。首都圏の大学に進学させなければならないと考えるから子供は1人しか産めないよねとなっている現状を打破してくれます)。公立大学なので授業料はかなりリーズナブルになります(国公立大学は年間60万円ですが、ここにも授業料無償化を拡大して下さい)。文科省教育指導モニターから私は常にこの内容を取組んでいます。日本の活性化は大学改革から始まります(私の意見に賛同してくれる方々が相当数いる事を付け加えておきます)
市川数理フォ-ラム教育総監羽立健三

アーベル賞受賞

柏原正樹教授おめでとうございます。先生とは小松彦三郎先生の教室の同門で本当に嬉しく思います。佐藤幹夫先生がハイパーファンクションの理論を設立して、その理論を小松先生が微分方程式に導入すると云う現代数学における金字塔の一つです。柏原教授はさらに代数多様体上でのD加群論へと研究を進め代数解析学を確立された偉大なる数学者です。京都大学数理解析研究所を世界的な研究所に作り上げた第一人者と言っても過言ではありません。同研究所教授の望月新一先生がABC理論の決着論文を発表されたときの検証委員もやられていました。また国際数学者連合総裁を森重文教授(フィールズ賞受賞者)とやられてその運営にも尽力を尽くされています。兄弟子の受賞を心から喜んでいる後輩です。
市川数理フォ-ラム教育総監羽立健三

日本経済の発展

最近やっと新入社員の給与が上がる(初任給が30万円を超える)ようになってきました。30年間デフレを続けてきた日本がやっと経済成長がみられてきました(もちろん同時にいろいろな歪も生じますが)。まともな就職先がないので医学部に行きますと云う時代が随分と続きました(いまは医学の研究に魅了されて医学部に行きますと云う受験生のみですが)。理工学部志望の皆さんへ:これからは燃料が革命的に変化します(石油から水素へ。日鉄が本腰を入れてUSスチールを買収しているのはアメリカを巻き込む為の第一歩です。トヨタが電気自動車ではなく水素自動車を目指しているのは周知の事実です)。半導体はあと10年後にはレアメタルからダイヤモンド半導体が取って代わります(佐賀大学が筆頭の研究を行っています。人工ダイヤモンドは安価で量産できますのでレアメタル戦争は間もなく終結です)。人工知能(AI)を駆使したロボット工学はとどまる事なく発展し続けます(これは情報工学の発展と二人三脚です)。最近の医学部教授には医師ではなくデータサイエンス専攻の応用数学の教授がいるのはご存知かと思います(私の研究がその一つで、応用数理の賜です)。
どうですかここに上げた事実を知ると。日本が世界の中核を担って新しい工学を発展していく、その姿を皆さんは目の当たりにしての人生を歩んで行くのです。
さあ〜その新科学の土台となる数学・物理・化学を羽立と一緒に学んで行きましょう
市川数理フォ-ラム代表執行役会長羽立健三

難問の種類

今年も東大理系数学は難しかったですね(それとは対称的に東大文系数学はやりやすい問題だらけ。となるとかなりの高得点が必要になってきますので、私は文系なので数学は緩くでいいや!と云うのは通用しません)。それでは難問とはどのような問題を指すのか。あ)最近の難問はかなり複雑な計算をやらされる。今年の東大の2問と筑波大学の問題はここに分類されます。い)見た事がない問題。最近の私立大学医学部の傾向はここに分類されます。
あ)の対策についてですが:確りとした知識が先ずは必要です。そして後期(二学期)からは答案を作って来てもらいます。そのときにノートではなくコピー用紙で(ラインがないもので)。重要なのは自分のミスを見つけられる答案作成方法を会得してもらう事です(市川の選抜クラスの新受験生の池田君は早くもこのタームに入っています。北海道大学医学部合格も確実圏内です)。
い)の対策ですが:実はこのタイプの出題はあれもこれもと複数の事を問わないのですよ。ですので私立大学医学部は必ず10年分の過去問を確りと研究して下さい(と云うよりも出題者の意図を説明出来る先生に師事しなければムリです。羽立に任せなさい)。
面談のときにもう少し詳しく説明しますね。
市川数理フォ-ラム代表執行役会長羽立健三

春期講習始めています

期末テストが終わり試験休みに入りましたので直ぐに春期の特別プログラムに入りました(羽立塾は休み無く次の行動に移ります)。新受験生には一足早く有機化学に入り、次回から入試問題演習に移ります(いままでの授業でほとんどの問題は解説がされていますが、ここからは知識⇒思考に移ります)。数学はかなりのレベルの入試問題まで扱いましたのでこれからの飛躍が楽しみです(私は常に偏差値70と言ってきましたが、75まで到達できそうな勢いです)。一方で数学を得意としていない新受験生には繰り返し問題を解かせて脳の体力を着けています(ミスは脳の疲れから起きますので確りと体力を着けますよ)。
新高2生は数学Ⅲ微分積分の計算チームに入ります(数学Ⅱの微積からみると扱う関数はかなり拡がります)。
羽立塾の春期講習は4週間やりますので、ここで一気に受験生は先頭合格集団に、高2生&高1生は偏差値75にまで上げていきます(もちろんビハインドの生徒には問題を独りで解けると云う実感を与えていきます)。
夏期講習は受験生には天王山と表現されますが、その決戦の舞台に上がる準備をいち早く行うのが春期講習の役割です。
羽立にお任せ下さい
市川数理フォ-ラム代表執行役会長羽立健三
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