私は以前から:大学に置ける一般教養の単位は不要を唱えています(文科省教育改革モニターの会員として)。理工学部に入学した大学生が法学だの文学だの社会学だのを必修単位にされている事が不思議でなりません(語学も受験で英語をやってきたのですよね。ですのでもう英語の単位は不要と考えています。第二外国語をやりたい人は大いにやれば良いのです)。数学に浸りたい、物理に浸りたいと思い大学に入ったのに一般教養に時間を取られ過ぎ(東大理科Ⅰ類、Ⅱ類の進振はその最たるものです)。是非とも地方の公立大学は専門課程からの教育指導に入ってもらい、大学を2年間で修了するカリキュラムを創って下さい。となると高校に置ける数学の内容もかなり広げる必要があります(具体的には行列を3×3まで、微分方程式は2階常微分方程式まで行う。これらの内容は入試には範囲外ですが数学Ⅳとして扱い、入学後には単位として認める。数学のみを言いましたが物理、化学の分野も同様に。一般教養は高校の履修をもって代えられる)。となると大学は2年間で充分です=地方の公立大学がより重要視される(金銭的に大学を諦めなければならない高校生がかなりいますが、その数は一気に減ります&これこそが地方活性化を担う最高の手段です。首都圏の大学に進学させなければならないと考えるから子供は1人しか産めないよねとなっている現状を打破してくれます)。公立大学なので授業料はかなりリーズナブルになります(国公立大学は年間60万円ですが、ここにも授業料無償化を拡大して下さい)。文科省教育指導モニターから私は常にこの内容を取組んでいます。日本の活性化は大学改革から始まります(私の意見に賛同してくれる方々が相当数いる事を付け加えておきます)
市川数理フォ-ラム教育総監羽立健三
市川数理フォ-ラム教育総監羽立健三