この話を耳にすると皆さんはどの分野を連想しますか?やはり空間における求積でしょうね。ことしの東京工業大学の6番は考えにくさと場合分けが面倒でした。東京医科歯科大学の2番は当塾の(ほぼ)適中問題です。空間図形は何と言っても紙の上で3次元空間を考えるというやり難さが私たちの脳裏に焼きついてついつい苦手意識をもってしまうのですがやはり一定の法則(やり方)に従えば相当やっかいな問題でも完答できます。つまり指導を受けたかどうかです。経験がない=難問は受験生間でかなり点数がひらくと思われます。あとは東京大学の6番みたいな問題が前回に言った難問と証せられるタイプです。難しいというよりもの凄い計算ですよね。続いて整数問題は大阪大学の2番が面倒でした。試験場では整数問題は後回しにしてください。解決策がいつ見つかるかわかりません。受験は時間制限があります。<ひとこと>日本数学会は整数論の研究者が多いです。ホモロジー代数、多様体(マニフォルド)上の整数論とどんどんと抽象性が増していきます。美しいですよね。高木貞治先生が類体論を発表して同時にクロネッカーの青春の夢を解決し、弥永昌吉先生がさらに発展させて、伊原康隆先生は国際数学者会議(私も出席していました。1990年の国際数学者会議では小松彦三郎先生が議長という数学会最高の栄誉に輝きました)で世界中の数学者が腰を抜かすほどの美しい結果が得られることを発表しました。そして先日はABC問題が解決に至るという大論文が発表されました。京都大望月教授の鬼才には感動を超えて恐ろしさまで覚えます。日本数学界は世界の数学会をリードしていく存在であることが伝わったことと思います。
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