私立の理工学部、特に慶応義塾大学と早稲田大学の理工学部はなんであんなに超難問を出し続けるのでしょうか?私には理由が分かりません。合否の判定は60%~75%位で判断するのがいいかと思いますが40%台では受験生の実力を判断するにもちょっとね~と言う感じです。これらの大学を受験する時にはとくに問題集を別に用意する(難関大学受験の難問集みたいなもの)というのではなく過去問をじっくり見て(できれば10年と言いたいですが7年でいいですので)捨てる問題はどれなのかを考えてください。解く問題は半分チョット(3割は捨て問題)です。これでは不安が残ると思いますがたとえば(1)のみを解けばOKで(2)、(3)は一旦保留して次の問題に移るとかを考えて下さい(過去の経験に全く当てはまらない問題はあまり深入りしないでください。試験は時間との勝負です)。東京理科大学もレベルが高い問題が多いですね。概して理工学部は中堅医学部からみると問題のレベルはかなり高いです。理工学部はこれから数学・物理・化学を専門に勉強するのですから考える能力を計りたいと言うのは当たり前のことです(医学部、薬学部、歯学部における数学の試験は処理能力を計る試験でもあります)。今回はブログで皆さんにお話をしましたが自分が受験する大学の問題のレベルを知ることは大事です。国立大学(は学部は関係なく同一問題の大学がほとんどですが例外は千葉大学)、私立大学(医学部と理工学部では路線は違ってきました)とではやはり問題の違いがあります。この時期ですので受験生にはこのような話をしました。しかしながら学年の低い生徒は受験大学の出題傾向に拘るのではなく、自身の実力を伸ばすことのみを考えてください。いまが一番実力が伸びる時期です。どんどん前進してください。
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール
suuriforum
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード