皆さんは国立大学と私立大学の医学部教授のあり方(仕事)を知っていますか?国立大学は学部教授(最近は大学院教授といいますが表紙を大学院に変えただけです)が病院教授も兼務しているのですが、私立大学は学部教授と病院教授が別々にいます(ならば国立大学の2倍ですね。いや病院は数院ありますので70人位います。ただ基礎講座が国立みたいに多くないのですが)。 そこに医学部教授(医学部長)と付属病院教授(病院長)との確執が生まれます。子供たちにもいい成果が表れる薬をということで、大人用の薬を投薬されて被害にあった患者さんが本当に気の毒です。こんかいの東京女子医科大学の問題は製薬会社と大学病院とが新しい、優れたデーターを必要とし過ぎたために生まれたものです。いまいちど患者と向き合う医師・病院であることを考えてください。ただしこの問題は氷山の一角です。医師がやりたいと思う実験(これは手術や長年にわたるデータ収取)は患者が望む医療行為ではないことを今一度考えてもらわないといけないことですと付け加えておきます