前回は親の教養でしたが、今回は教師についてです(改善のお願いを込めて)。教師はもの凄く小さな世界で生活しています。常に生徒指導のみの生活です。大人同士の切磋琢磨のない世界です。このような閉塞した世界にいる教師が、これから無限の広がりをみせる若い世代の陣頭に立ちそして指導していくのですから恐ろしいの一言です。杉並区では校長先生を民間から呼んでくるという、画期的行動にでたことがあります。教師陣にお願いしたいことは:同じ策を繰り返すな、常に新しいことを考えよ。これを怠っては人は育たず、世は進まぬ。私は(数学)学会に所属しているので(ただいま幹事をやっていますが)常に新しい論文と接しています(若い人たちの論文を読むことが楽しみです)。数学の先生はいまどの様な研究が行われているか(内容を理解できなくても)知っていますか?物理の先生は工学の進歩はいまどこにあるのか情報を得ていますか?教師の教養=教師の魅力です。