皆さんは:例えば東大数学科の教授がスラスラと入試問題を解けると思いますか?。答えはNoです。実は先生方は問題を早く解決することには不慣れなのですよ(゚ロ゚;)エェッ!?。それならば何故にあんなに難しい問題を作れるのですか?。入試委員に選ばれると授業担当が減らされて、入試問題研究の時間が与えられます。そこで教授陣は過去問をじっくりと吟味し始めて自分の出題をイメージしていきます。実はこの作業に何百時間もかけるのですよ。学者とは時間を厭わずに研究に没する人達のことです。そして入試問題を通して我々受験生に語りかけてくるのです。我々は数学ですと一問当り30分程度で答え返さなければなりません。となると出題者がどの様な意図でこの問題を作成したのか(先生の専門分野ですね)を過去問(類題)より知って答案を作成する。これが受験の構造なのです。ただし学問と入試問題との決定的違いは:入試問題は解けるように出来ている(いい言葉ですね)。学問とは一定の結果は得られないということを証明することも重要な課題です(外交はまさにこれですよね)。さあそろそろ学校が終わりになります。繰り返し×2問題を解いて下さい。出題者は過去問を参考に問題を作成するのですから