皆さんは東京大学文科Ⅰ類(法学部)というとどんな感じがしますか?。とにかく頭が良い、どんなことでもよく知っているetc みんなそんな感じなのだと思います。まさに官僚&裁判官ですよね(検察官はかなり違いますが)。私の一番嫌いな言葉:前例踏襲。判例にも多々ありますが、今回の最たる者は:コロナの飲み薬を認可しなかった厚生労働省です。岸田総理は国葬で頭がいっぱいでムリでしたが、加藤勝信厚生労働大臣は認可を是とするべきなのですよ。自身が菅内閣で官房長官というコロナに関する最重要責任者でした。なぜに塩野義の飲み薬が6月・7月で不認可なのを皆さんももう少し考えて下さい。日本はアジア圏でリーダーとして医療・運輸建築・為替つまり輸出入を行わなければならないのです。こんなときに前例踏襲の官僚に任して良いのですか?。岸田総理は東京大学には縁がなかったと聞いています。ですのでこの激動の時期を:官僚を使いこなす総理として腕を発揮してもらいたいです。つぎの(コロナの)タイプが必ず出てきます。前例にもナイ対応をお願いします。最近は東大も落ちた者だ:高木貞治先生はクロネッカーの青春の夢を解決して下さった、彌永昌吉先生は高木類体論を複素多様対論にまで拡大して、小平邦彦先生はときの最高峰とされるフィールズ賞を得ています。一方で掛谷宗一先生⇒吉田耕作先生(福原満洲雄先生)⇒伊藤清先生(第二次世界大戦で国際数学者会議がしばらくお休み4年に1回が16年ぶりに行われたときには:吉田耕作の半群と拡散微分方程式が最高の栄誉に輝きました。伊藤清先生は数学会最高峰の初代ガウス賞です)。私は数学科⇔物理学科でしたので:久保亮五先生の 平均エルゴート理論 ノーベル物理学賞を当然受賞されると思っていました(南部陽一郎先生と久保亮五先生は東大物理学科の同期で最高の研究をされていました。南部先生はノーベル賞を授与しましたが:当然ですが久保先生はその前に他界されました)。日本国は東大法学部型ではなく、次の時代を担う人材を育てて行きたいのですよ。いまは医学部がその最たる者ですが理工学にも目を向けましょう(^_^)
市川数理フォーラム 最高執行役員 羽立健三