今回の教育課程では統計検定では95%でしか扱わないので、学校の定期試験ではさほど困ることはないと思いますが、この冬期講習から1学期に掛けては:現代数学特論を行います(羽立の書物を購入して下さい)。行列・数理統計・微分方程式特論という感じです。数学Ⅲ微分積分が行えるようになったらこれらの話題は数学のフレアーとでも言うべき内容です。3次元⇔2次元。iの2乗=-1を行列で表現するとどうなるのか?。exp(x)とeのx乗を書きます(統計数学ではxの部分がかなり複雑になるのでこのような表現を用います)。先日渋幕の佐藤君にeのx乗のテーラー展開からオイラーの公式を用いてsin、cosのテーラー展開およびeのiπ乗=-1を導きました。羽立の現代数学特論は皆さんの興味をそそる内容です。羽立がこの塾・予備校業界で受験生と接しているのは:高校の数学と大学の数学をリンクするためです。もちろん受験専門塾ですので受験最優先ですが、数学は楽しいですよと皆さんに伝えたいからです。専門性の高い数学だけではなく受験数学+α程度の数学を皆さん(とくに医学部生は大学ではあまり高度な数学は扱わないので、現代数学特論で充分です)に伝えていきたい:この一途な思いです。
市川数理フォーラム代表羽立健三
市川数理フォーラム代表羽立健三