皆さんはこの言葉を聞いてどの様なイメージを持ちますか? 私みたいに応用数理の世界に身を置く人間からすると物理・工学への応用ですが、応用数学ほど多彩な学問はありません。数理経済、気象、生物進化etc中々日本の大学では専門家が乏しい分野です。日本ではノーベル経済学賞を受賞した方がいないのは:経済学は文系学部として考えられているからです(米国ではマサチューセッツ工科大学に経済学部があります。東京工業大学には経済学部はありませんよね)。東京理科大学に応用数学科があったのですが内容は数学科と同様でした(数理経営学科が伝統的にいい研究をしています。私が数学科でTAをしていたときから数理経済の論文を読ませてもらいました)。私は文系に行くには:国語がイマイチとか興味が無い。理系に行くには:物理も化学にも生物にも興味を持てないという高校生が少なくないと思います(当塾にもいました。思い出すのは昭和秀英の冨田君。東京理科大学経営学科に進学しました)。数理経済・経営を考えている受験生へ:筑波大学と東京理科大学は数学ⅢCまで必要です。一橋大学は数学ⅡBまです(ただし試験科目が多いですが)。一次試験は理科2とするか社会2とするかともに1とするかを選び、2次は英語と数学で受験できる大学がこれらの大学です。数学が得意と言っても(国内の大学では)理系という意味ではありません(まさに応用数学です)。刻を改めて気象大学校の話もしたいです。皆さんに数学特論として:微分方程式・行列・複素解析まで教えたいと思っています(院試予備校の授業に来て下さい。当塾生は無料です)。数学史上最高傑作と言われている:伊藤清の確率微分方程式まで皆さんに教えて行きたいと思っています(ノーベル経済学賞のブラック・ショールズの方程式は確率微分方程式です。米国でブラック=黒字の意味です)。医学部ですか、理系ですか、文系ですかという枠を超えて応用数学に進みますという受験生をお持ちしています。
応用数理会常務理事として日本国の数学教育と研究者育生に尽力を尽くして行くことが私の天命です。
市川数理フォーラム 代表取締役会長 羽立健三