前回途中になった腸の活性化についてですが:発酵食品と発酵性食物繊維は違いますの話をしました(発酵性食物繊維はいま発酵しているのではなく先ずは食物繊維と考えて下さい。発酵食品はご存じの通り納豆、ヨーグルトetcです)。今回は藻活をしましょう(いま女性モデルの食事に藻活はエッセンスとのことです)。海藻類でどの様な物を食べていますか?。私は海苔ともずく酢が多いのと何度も書いているヒジキの煮物ですね(ワカメは乾燥ワカメをお味噌汁に入れる程度、昆布はこれからの時期におでんや鍋に入れた物は必ず食べています。海の物は一度乾燥させるとその栄養素は数倍に跳ね上がります。ワカメや昆布のK含有量は3倍以上になりますし、シジミは冷凍保存するとタウリンが10倍以上になる。凄いですよね)。海苔、ワカメ、昆布、ヒジキ、もずく、あおさetc藻活をどんどん盛んに行って下さい(昆布の女性用化粧品がいまは専門家の中では重要視されています)。発酵性食物繊維+発酵食品=腸の活性化⇒脳の活性化に繫がります。ただし藻活は夜はNGです(消化・吸収に時間が掛かるので朝食や昼食にして下さい)。今まではビタミン・ミネラルやタンパク質等に書いてきましたが今回は:発酵性食物繊維+発酵食品で若さを保つ。若い人達(とくに赤ちゃん)は電位を持っています。この電位は人間に必要な様々な酵素を作り出してくれます(コエンザイムQ10、αリポ酸etc聞いたことがありますよね)。これらをサプリメントで摂るのではなく(10歳未満はどんどん作り出せるのですが)腸の活性化で同様のものを(成人以降も)作り出せるという論文が多数出て来ています。疲れは何処から来るの?:脳の疲れ、筋肉・肉体の疲れと同様に腸の疲れが大きいのです。この内容は受験生のみならずお父さんお母さんに書いた物です。
市川数理フォーラム教育総監羽立健三
市川数理フォーラム教育総監羽立健三