入試問題は(以前にも言いましが)開発され尽くされた感があります。今日も渋幕の佐藤君・小林君と京都大学と順天堂大学(医)の数学の解説をしたのですが、問題の内容としては新しい問題はありませんが出題方法が異なるのですよ(とくに物理は長年使用している前田の物理にある問題ばかりです。佐藤君とこれならば順天堂も東北大学も物理ではかなりの高得点を取れるよねとの会話です)。出題の傾向と言うよりも型式がそれぞれの大学にはあるので(独自のブランドとも言うべきもの)その型式に慣れるためにも何度も繰り返し×3行って下さい(その最たる者が共通一次試験です)。
これは模擬試験にも同様の事が言えて:日大附属の中3生が:僕は絶対に東京工業大学に入ってロボット工学の研究をしたいのですと確りとした目標を持ちその目標を叶えるために当塾に入会しました。高校部に進級するときのクラス分け(選抜クラス)にベネッセの模擬試験が使われます。中3の模擬試験はかなり傾向が決まっていて今は3年分を行いました(先生に頼んであと2年分も用意して下さいと告げています)。数学が苦手というか計算が苦手な生徒なのですが:同じ問題を繰り返し×3解いてもらっています(問題が分かっていても良いのですよ。型式は毎年変わりませんし傾向も定まっています。そのような模擬試験は何度も繰り返し過去問を解いて下さい。出来なかった問題を解説してもらい、もう一度解き直して満点取れるまで繰り返す。これを5年分行うと模擬試験の成績はかなり伸びます)。
受験大学の癖を把握して皆さんも合格を確実なものにして下さい。
朝の報道で北九州市小倉の殺人犯が逮捕されたとのことで一先ず安心しました。
勿論人間ですので寿命があるのですが読売新聞社主の渡辺恒雄代表取締役が亡くなりましたか。戦後の日本政治の生き字引とも言われていましたのでとても残念です。ご冥福をお祈りします。
市川数理フォーラム代表執行役会長羽立健三