物理に拒否反応を起こしている人は別ですが、物理を選択するか生物を選択するかを迷ったら物理を選択して下さい。生物は毎年問題が新傾向と表示される位に見た事がない問題(もうお目に掛かる事がない問題)が相当数の割合を占めるのに対して物理は斬新な問題は皆無に等しいです。昨日は渋幕の佐藤君と2次試験の最後の確認調整をしたのですが、私の愛用している物理辞典とでも云うべき:親切な物理を用いながら原子核の問題を解説しました(親切な物理は何度も改訂されていますが初版は1959年です)。赤本の問題もそのまま親切な物理に載っているのですよ(物理の入試問題はあまり変わらないのです)。最近の傾向と云うのか出題側の願いとしては:物理の中で数学を使えるようにして欲しい(受験時代に慣れてから大学に入学して欲しい)との考えから多少数学表現が多くなりましたが繰り返し練習して会得しましょう(駿台模試の解説みたいな高級数学は必要はありませんがあの解説はお見事です。東大の物理学科志望の方にはお勧めです)。羽立の物理は前回にも書きましたが:公式を導き出す、公式を作り上げる物理です。物理と数学は勉強方法が異なるのです(数学と同じ勉強方法を物理で行ったら労多くして得るもの無しになってしまいます)。物理の勉強方法を皆さんに会得してもらうための物理です(稲田さん:駿台模試で物理満点お見事です。お母様があまりに嬉しくて羽立にメールをくれました)。物理&化学を得点源にできる指導を羽立塾で手に入れて下さい。
市川数理フォ-ラム教育総監羽立健三
市川数理フォ-ラム教育総監羽立健三