最近やっと新入社員の給与が上がる(初任給が30万円を超える)ようになってきました。30年間デフレを続けてきた日本がやっと経済成長がみられてきました(もちろん同時にいろいろな歪も生じますが)。まともな就職先がないので医学部に行きますと云う時代が随分と続きました(いまは医学の研究に魅了されて医学部に行きますと云う受験生のみですが)。理工学部志望の皆さんへ:これからは燃料が革命的に変化します(石油から水素へ。日鉄が本腰を入れてUSスチールを買収しているのはアメリカを巻き込む為の第一歩です。トヨタが電気自動車ではなく水素自動車を目指しているのは周知の事実です)。半導体はあと10年後にはレアメタルからダイヤモンド半導体が取って代わります(佐賀大学が筆頭の研究を行っています。人工ダイヤモンドは安価で量産できますのでレアメタル戦争は間もなく終結です)。人工知能(AI)を駆使したロボット工学はとどまる事なく発展し続けます(これは情報工学の発展と二人三脚です)。最近の医学部教授には医師ではなくデータサイエンス専攻の応用数学の教授がいるのはご存知かと思います(私の研究がその一つで、応用数理の賜です)。
どうですかここに上げた事実を知ると。日本が世界の中核を担って新しい工学を発展していく、その姿を皆さんは目の当たりにしての人生を歩んで行くのです。
さあ〜その新科学の土台となる数学・物理・化学を羽立と一緒に学んで行きましょう
市川数理フォ-ラム代表執行役会長羽立健三